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運命に導かれて

第2章 結婚相手を探して

それでも必死に抵抗するディアナを、男たちはかわるがわる殴り付け、局部をまさぐった。

こんなこと、許されるはずがない。

確かにディアナは身体を売って稼いでいるが、これは違う。犯罪だ。


ーーーーー神様……どうか助けて下さい………!




その時だった。

一人の若い男が走ってきて、ディアナをおそっている二人の男たちを軽々と放りなげた。

ディアナは目を丸くしてその状況を見ているしかできなかった。

「なんだ、この野郎、邪魔するのか!」
「一人で勝てると思うのか!」

男たちは標的をかえ、突然あらわれた男になぐりかかった。


しかし男はしなやかにかわして、二人の男たちの腹部にパンチをうちこんだ。

この男は、強い。ただ者ではない。

男たちはそう悟り、諦めて退散するしかなかった。

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