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運命に導かれて

第3章 甘い気持ち

ディアナも、王子のこととオルフェウスのことを考えていた。


同じ名前。

同じくらいの年齢。

同じくらいの身長。


二人は友人らしい。


オルフェウスという名前の男に、二度も助けられるなんて。


どこか似ているようで似ていない。


「ああ、オルフェウスさま……あなたは何者なのですか?また、会えるのですか……」

ディアナは星空にたずねるのだった。

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