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運命に導かれて

第1章 はじまり

王妃は悲しみにくれ、病に伏した。

王国中が、悲しみに包まれた。


隣国も、悲しみに包まれた。


王子は姫よりも3つ上だったので、もう立派な男の子の心理を持っていた。

姫を、許嫁を守れなかったことを、とても悔やんでいた。


今に必ず、悪者を退治して姫を連れ戻すと心に誓い、そのためには立派な大人に、立派な王子になろうと決め、教育にいそしんだのだった。


そのかいあって、オルフェウス王子は立派な王子になったのです。

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