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運命に導かれて

第4章 秘密の恋

「………そうなんだね?その男なんだね?」


「どうして…………そんなこと言うの?」


あの人はそんな悪い人じゃない、どうしてそんなに疑うの?ひどいわ!


ミアキスは、まるでそう言われたような気がして、心臓が苦しくなった。


「君が………苦しむのが見たくないからだ!やめろよ、そんなやつ!」

ミアキスはたまらず、叫んで家を飛び出した。



ディアナはショックで、まだ立ち尽くしたまま、ミアキスが出て行ったドアを見つめていた。

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