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「だっ誰！？」


あまりに突然声が聞こえてビクッと体が震える


振り向くと
隣の部屋から男の子が出てきた所だった


¨ドキンッ…¨


修くんと少し顔立ちが似ているが
周りに与える印象は
多分真逆だろう


修くんが包みこむようなフンワリ優しい印象なら


今目の前に立つ男の子は
触れると壊されてしまいそうな激しい印象を与える


戸惑う私を

¨ドンッ！¨

いきなり壁に押しつけて顔を近づけてくる


「きゃっ…やっ！」


驚いてとっさに出た
私の両手をなんなくつかみ


耳元に唇を寄せて


「俺がイかしてやろうか…？」


ささやく


「ひゃっ…んっ
何言ってるの…？誰なの？」