
いろんな…H
第4章 彼氏の…弟
¨ドキンッ…ドキン¨
鼓動が速くなっていく
どうしていいのか分からず
「お願い…やめて」
そう言うしかなかった
見上げると
男の子がジッと私の目をのぞき込んでいた
「なぁ…ホントに」
そう何かを言い掛けたとき
「おい!!何やってんだ…楓!」
修くんの声がして
目の前にいた男の子が¨ビクッ¨と震えた
修くんが男の子を押しのけて私の腕を引っ張っる
「ふざけるなよ!
楓…華に何してんだよ!」
付き合ってから初めて見る修くんの
怒った顔が見えて
少し驚く…
一瞬驚いた様子だった男の子が
「べ~つにぃ…何にもしてませ~ん」
ふざけたように言った
