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暗い少女は明るい少女?

第17章 修学旅行記3

待ち時間はかなり暇だった。

「ねえ、YES/NOゲーム(※)しない?」

純が言った。

「YES/NOゲーム?」

「相手が考えている物事について『はい』か『いいえ』で答えれる質問をして相手が何を考えているか当てるゲームよ。」

そういや、やった覚えがする。

「いいね。やろう!」

灰音は乗り気だ。

「じゃあ、美奈から。」

「うん。考えた。」

美奈はもう考えていたらしかった。
純が言う。

「それはプーさんですか?」

「何で、わかったの?」

この答えには僕も灰音もズッコケた。
この状況からこんなに分かりやすい答えを考えるなよと僕は思った。
※このゲームはみなさんも知っていると思います。作者自身このゲームの名は知りませんが分かりやすいような名前で呼ばしていただきます。

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