テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第25章 しまなみ海道へ

「あっ、ゴメン、ボーっとしてた。」

「何か考え事?」

「まあな。大したことじゃない。」

純は女子がいる方のバンガローを見た。
なんだか楽しそうな声が聞こえる。

「何やってるんだろ?」

僕が首を傾げると純が答えた。

「トランプとかやってるんじゃない?それかいわゆるガールズトークとかいうやつ。」

「面白いのか?ガールズトーク。」

「知らないよ。俺だって。」

「友達は愚痴会だって言ってたけど。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ