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暗い少女は明るい少女?

第27章 僕の話

如月空(きさらぎそら)
僕の中学校時代の友人だ。
確か親が教師って言ってたけ?

「如月先生の息子さんだったりする?」

純が言うと如月が少し目を丸くした。

「なんだ、母さんの勤めてる高校の卒業生?」

僕は如月が言ったことに少し付け加えた。

「担任で国語担当の先生だよ。」

「確かになんかどこかしら似ている気が…」

純がジッと見つめられた如月は赤くなった。
さっきも書いたように純は綺麗な顔立ちをしている。男の子でも緊張してしまうだろう。

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