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暗い少女は明るい少女?

第29章 夏休みの出来事

僕は息を吸い込んで言った。

「でも、僕の友人なんだ!!お前らなんかよりよっぽどカワイイよ。」

僕の言葉で周囲の空気が凍りついた。
僕はハッとした。
まずい…。
僕がこの女子たちと喧嘩したらさすがに負けることは無いけど女殴るのは絶対嫌だ。
でも、この状態をどうやって切り抜けよう?

「あの…」

黙っていた相沢さんが口を開いた。

「あなた達って高校生?」

「は?」

「言っておくけどこの子の親って高校の先生だよ?」

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