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暗い少女は明るい少女?

第30章 危険な夏休み

「純?」

僕は訳が分からなかったがただ事ではなさそうだ。
僕は美奈を追って駆け出した。
人ごみとは逆方向だ。

「一体何があったんだ?」

僕は走りながら美奈に聞いた。

「今回の真相から言うと柊一たちが海で遭った、不良学生が絡んでるの。」

「なんだって!」

僕は驚いた。
しかし…

「純は関係があったか?」

美奈は僕を見つめ、言った。

「高校生はないわ。ただ、大学生とは…」

そう言って言葉を切った。

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