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暗い少女は明るい少女?

第30章 危険な夏休み

「一体どういうつもりだ!」

僕は怒鳴った。
どうやら僕の恐ろしい推測は当たっていたらしい。
高校の中でも有名な不良だった干川。
僕は卒業後、どうなったかをすみれに聞いていた。

『何か不良高校生のグループのボスにでもなったらしいわ。』

すみれはそう言っていた。

「なるほど。すみれが言ってた不良高校生のグループは僕が海であった奴らのことか。」

全部が繋がった。
干川は僕に拳を突きだしてきた。
僕は瞬時に避けようとしたが避けると純に当たる。
どうする!
とその時、干川が何者かに投げ飛ばされた。

「全く、大学に殴りこんでくる奴がいるなんてな!」

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