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暗い少女は明るい少女?

第33章 Enjoy! 学園祭!

「特にないのか?」

如月の質問に僕は黙って頷いた。

「まあ、いいんじゃない?ゆっくり考えていけば…。しっ、柊一どうしたんだ?」

僕は泣いていた。
自分でもなんで泣いてるか分からなかった。

「どうした?気分でも悪いのか?」

僕は首を横に振る。

「泣いてちゃ分かんないよ?どうしたの?」

「僕も分からないよ…。でも…推測…だけど…そう言われたこと無かったから…かな?」

「将来の夢なんかゆっくり考えればいいって?」

僕は黙って頷いた。

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