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暗い少女は明るい少女?

第33章 Enjoy! 学園祭!

「ごめんね。如月。」

僕はそう言って顔をあげて笑った。

「そうだよね。男の子が泣くなんて可笑しいよね?」

「柊一、お前ってさ。」

「???」

「いや、なんでもない。」

僕はムッとして言った。

「なんだよ。途中でやめるなんて。」

「いや、面白いっていうか。なんていうか…」

「意味不明。褒めてるの?」

「まあ、そうだね。」

「まあ?ちょっと気になるけどそういうことにしとくか。」

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