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暗い少女は明るい少女?

第34章 法学部の学生たち

「北条、大丈夫か?顔色があまり良くないようだけど。」

僕はクラクラする頭を押さえながら言った。

「別に大したことないよ…」

そういいつつ頭がズキズキ傷んだ。
相沢さんがバックの中を引っ掻き回し何か見つけたのか僕に差し出した。

「はい。」

「???」

「鎮痛剤。頭痛にも効くから。」

僕はありがたく受け取った。

「ヒュー!」

また集団女子だ。
今度はさすがの相沢さんも怒った。

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