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暗い少女は明るい少女?

第35章 倉敷へ

簡単なことである。
地元の人なら制服で高校が分かるのだから。

「ブルーの制服ですって?」

遠藤くんの後ろから一人の女の子が話しかけてきた。

「ブルーの制服って言ったら地元じゃ不良が多いことで有名のX高よ。」

「何だって!」

「それってヤバいんじゃないか。」

桐原が声を上げ、紅の顔色が変わった。

「私、笹倉灯花(ささくらとうか)。ちょっと知り合いにメール送ってみるわ。」

そういうとすごい速さでメールを打ち始めた。

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