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暗い少女は明るい少女?

第35章 倉敷へ

「裏の方がマシかな?」

「相手が予測してない限りはな。」

僕はそう言うと裏で見張りをしている男を見つめた。

「行くよ!1、2、3!」

そう言うなり僕と紅は飛びかかった。
僕は瞬時に蹴りを繰り出した…が

「えっ!」

かわされた?
相手はニヤニヤ笑ってる。

「笑ってるとは余裕だな。」

紅の声がした。
紅は相手の手首と服の襟をつかむとそのまま投げ飛ばした。
見事な背負い投げだった。

「お見事!」

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