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暗い少女は明るい少女?

第42章 みんなの知恵

携帯で大学の友人に連絡を取ってるらしい。
僕たちは東京の地理にはさっぱりだから優馬さんたちが頼りだった。

「ここって?」

優馬さんが携帯で人に聞いたという場所に来てみると倉庫だった。

「今は使われてなさそうね。」

優さんが言う。

「でもどうするんです?僕たち丸腰ですよ?」

僕はぐるっと回った。
裏手に窓があるのを発見し覗いて見た。

「いたっ!灰音と相沢さん!」

僕はそう言うと頭をフル回転させた。

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