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暗い少女は明るい少女?

第43章 空色の3日目

その時、純が足を止めた。

「どうしたの?」

灰音が不思議そうな顔をする。

「ちょっと待て。何か様子がおかしくないか?」

純に言われてメイド服のお姉さんをよく見た。
震えていることに関しては別に不思議には思わなかった。
問題は顔色だった。

「大丈夫かな?真っ青だけど…」

その時、メイド服のお姉さんの足がふらついた。

「危ない!」

僕が言ったと同時に如月がメイド服のお姉さんを抱き止めた。

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