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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

「灰音、柊一!」

談話室に入ると純と如月がやって来た。

「どうしたの?」

「これ見て!これ!」

グイグイと差し出されたスマホを受け取り、灰音と顔を見合せた。

「暴風雪警報?じゃあ、」

「そう。休講。」

「ねぇ、交通機関の影響は?」

灰音が不意に聞いた。
今日は天気が悪かったため、市内電車で来たらしい。

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