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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

「雷が落ちて来たからとっとと体育館に行こう?みんなそこいるって。」

僕が言うと美奈は言った。

「ちょっと待って。一冊借りたいのがあるの。」

四人揃って二階で美奈が本棚から一冊本を抜き取り、行こうとなった時だった。

ピカッ
ゴロゴロ…
ブチッ!

音がしたと思ったとたん、電気が消えた。

「え?」

まさか、停電?

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