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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

「ウソ、冗談でしょう?」

美奈の声がする。
外も暗かったため、全く何も見えない。

「動かない方が良いよ!」

純の声がした時だった。

「きゃあああー!!」

悲鳴だが灰音の声に間違いない。

「灰音?」

僕はバックから何か懐中電灯になりそうなものを手探りで探した。
やっとスマホを探り当て、僕は階段を照らした。

「はっ、灰音!」

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