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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

心当たりの場所とは図書館である。
灰音が階段を落ちた時にはずみで取れたと考えたのだ。

「あった。あったよ、純。」

階段の側にスマホの明かりを向けると水色に輝くバレッタがあった。

「早く戻って灰音に渡そう。」

そう言って体育館の側まで来た時だった。

「待て。柊一。」

「???どうした?」

「様子がおかしい。」

「え?」

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