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暗い少女は明るい少女?

第47章 水色のバレッタ

『おい!金出せ!』

「強盗犯?」

純が呟く。

『一人でも逃げてみろ?即、撃つからな。」

バンッ!

「きゃあああー!」

携帯と実物の銃声と悲鳴が重なって聞こえる。
僕と純は取り敢えず避難しようと静かに後退りした途端、運悪く強盗犯の一人が体育館から姿を現した。

「おい!こっちにガキが二人いるぞ!」

純と僕は同時に走り出した。

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