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暗い少女は明るい少女?

第49章 屋敷を脱出?

「北条柊一、一緒に来てもらおうか?」

警備員の言葉に僕は首を横に振った。

「嫌だ。」

「意地でも来てもらおうか?」

「嫌だって言っているだろう!」

僕は強く言った。

「僕は誰の指図も受けない!ましてはお前みたいなやつらの指図なんて聞くか。」

僕がそう言った途端、空気が変わった。
警備員がキッと僕を睨んだ。
怒らせちゃったかな。
まあ、殴られるぐらい覚悟しよう。
今の僕では太刀打ち出来ないし。

僕はそう思って目を瞑った。

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