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暗い少女は明るい少女?

第49章 屋敷を脱出?

「柊一、」

如月が前を向いたまま口を開いた。

「俺を見損なうなよ。」

「は?」

如月は言った。

「言っとくけど、俺、負ける気はしないんだ。」

如月はそう言うが早いか相手が繰り出した腕の手首を引っ付かむと…

「おりゃあ!」

投げ飛ばした。
見事な背負い投げである。

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