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暗い少女は明るい少女?

第50章 紅い竜と蒼い光

「…で誰か助けに来てくれたの?その…ナントカさんの屋敷からお前を。」

「宮城百合と宮城武。」

「そう。その宮城…さんの屋敷。」

僕は紅に言った。

「お前、覚えてるよね?松木理美と松木夏月。」

「ああ。春休みに会ったお前の高校時代の友人だろ?」

「僕が拉致られるところを目撃して僕と親しい友人の文学部の菊川純に知らせてくれたそうだ。」

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