テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第50章 紅い竜と蒼い光

「如月、今の話、紅に聞く?」

「聞く訳無いだろう?『紅と光さんは異母兄弟ですか?』なんて。」

「まあ、僕たちが首を突っ込むことじゃないんだけどね。でも、どうしよう?このまま放っておけないし。」

如月はすっかり冷めてしまったコーヒーを飲んだ。

「まあ、なるようになるだろう。ずっとこのままってこともないし。紅も光さんも子供じゃないんだから、自分たちでなんとかするだろ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ