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暗い少女は明るい少女?

第14章 すみれの話

「お腹がすいたね。シッタンとかあるかな?」

「韓国語ですね。食堂のことでしょうか?」クリスが聞く。

「ええ。そうです。」

「あったと思う。食券に行こう。」

すみれはユニと買いに行った。
すみれとクリスはハヤシライス、ユニはカレーライスを買った。

「フー、美味しかった!」

ユニが息をついて言った。

「美味しいって韓国語ではなんていうの?」

「マシソヨ~。」

「ふーん。マシソヨ~。」

「あははっ、上手!」

そうすみれと話しながら歩いているとユニが人とぶつかった。

「あっごめんなさい。」

即座にユニはぶつかったキツイ顔立ちの少女に謝った。その子はユニより少し年下ですみれと同じくらいだった。

「いいわよ。」

少しむっとしたか顔をしながら少女は去った。
(なんか気位高そうな子…)

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