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暗い少女は明るい少女?

第56章 今しか出来ないこと

「確かにね。ほら、あるよ。レストラン街。」

相沢さんの指す方には確かにレストラン街の文字が。
何が食べたいとも言ってられないぐらい空きっ腹の僕たちは近くの洋食屋に入った。
幸い入口近くの4人がけのテーブル席が空いていた。
僕と灰音はオムライス、如月はカレー、相沢さんはパスタだ。
僕や如月はともかく灰音や相沢さんには少し量の多い食事であった。
なんだかんだ言いつつ、レストランを出た僕たちは倉敷の美観地区まで引き返す。

「やっと美観地区回れるね。」

相沢さんはにっこり笑う。

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