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えっちなたいいくのじかん

第5章 1じかんめ「こうてい じゅんびたいそう」

大体、この年齢のおんなのこってのには腹が立つね。「私、男の子になんて興味ありません」みたいな顔して、平気でおとこの体を隙あらば探求しようとしてやがる。

見ろよ、ミサの顔。無表情を装ってるけど、完全にあれはおとこの下半身を見るっていう行為にえらく真面目に取り組んでる顔だぜ。集中力を感じられるぜよ。

確かユウトはトランクス派だったから、ちょっと位置が良ければ、隙間からおちんちんも覗けるだろうな。たぶんミサもおちんちんを覗こうとして頑張ってやがる。

俺は愉快になって、ミサに聞こえる声でいってやった。

「おいミサ、お前普段俺達にゃさんざんヘンタイだのなんだの言っておいて、お前そのザマかよ!ユウトのちんこが嬉しいか!見えたか!お?どうだ?顔赤いぜ!」

ミサは驚いた顔でこっちを睨んできた。周りの奴らはミサのほうを一斉に見た。ミサ、なにかわけのわからないことをまくし立てて、必死に言い訳してたけど、しまいにゃ涙目になって、結局泣き出した。

ユウトのおちんちんが見れたかどうかは分らないが、つまり覗いてたのは図星だったってわけだな。へへ、スケベおんなめ。大笑いだぜ。

俺の仲間の何人かのヤロウも、2,3ミサに対して冷やかしを叫んでから再び準備運動に戻ったのだった。

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