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えっちなたいいくのじかん

第6章 2じかんめ「じきゅうそう」


なによりおんなのこに、ばれないようにおしっこをぶっかけるってのが最高に気持ちよかったね。俺ぁまだ子どもだが、生まれてこのかたこんなに気持ちのいい思いをしたことぁめったにない。ササキに見せてもらったおんなのこのトイレ映像を見ながらおちんちんをなんとなく触ってみたときくらいじゃないかな、他にこんなに気持ちよかったのは。うん。

なんか俺、性に対して子どものくせにすげー深い知識を持ってるって思われているけど、そんなことぜんぜんないんだよね。むしろ俺は無垢だぜ。純真だからこそえっちなんだぜ。おんなのこの体に興味津々なのと同時に、じぶんのおちんちんの不思議も解明したいと考えてるぜ。特に、このおちんちんがえっちな気分になると硬くなってピーンと苦しそうに上を向く現象が不思議でしょうがないな。

その後、俺はプールを去って、何食わぬ顔でウシジマの待つゴールラインへ走った。ほぼ全員がゴールした頃になって、ウシジマが、

「普段トップのサユミがまだゴールしてないじゃねえか、お前ら、サユミどうした?ん?見なかったか?」

なんてのん気に気にし始めた。俺は計画通り、先生、ちょっとこっち、と手招きして、前述の事情を話しといた。ウシジマはなんか納得しかねてたから、自分で探しにいく、とか言って、プールのほうに向かってった。

これ完全にウシジマの野郎、サユミのおしっこお漏らしに興味があってプール向かったよな。俺ぁ汚い大人は嫌いだぜ。誠実で寛大なる大政治家ササキ(仮名)を見習えってんだ!畜生!

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