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ハルカ

第1章 ~プロローグ~

そんなこんなで、行われていた歓迎会も2時間を過ぎた。
皆さん、出来上がっている。
そういう私も久々のお酒に酔っている。


桐生『悠さんは、どんな人がタイプっすか?』

またの不意な質問に

悠『はい。大丈夫です。』

と、また変な返事をしてしまった。
その途端、皆さん爆笑。
何故だかわからない。

松本『悠ちゃんは、面白いね。』
森『ただのバカだろ?』
政基『可愛いわぁ~』
桐生『悠さん、マヂうける!!!!』
弘基『…』

悠『いやいや。意味が分かりません!』

桐生『んで、どういうのがタイプっすか?条件5つ出して!!』

悠『条件!?』

この子は、一体何を言い出すのかと思ったら、付き合う条件ときたか。

悠『ん~、第一に優しい人、第二に私より背が高い人、第三に一途な人、第四に私の家族と仲良くなれる人…で~後は~…』

桐生『後は???』

悠『ん~、体の相性がいい人!!!!』

全員『ブッ!!!』

悠『皆汚い!吹き出さないでよ!』

松本『悠ちゃん、体の相性って…』
政基『悠ちゃんのエッチぃ~。』

悠『そうですか?凄く大事だと思いますよ?』

桐生『悠さん、そういうの好きなんすか?』

悠『エッチが好きとかじゃなくて、お互いに好きならそういう行為になるだろうし、相手の事が好きなら、大事な事だと思いますよ?』

森『そういうもんか?』

悠『森さんは、違いますか?』

森『ん~、エッチが上手い女がいいかも。』

悠『ほらね!』



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弘基side

意外だった。
悠さんは、恥ずかしがらずにそう言った。
まぁ、確かに体の相性がいいほうがいい。
男にしたら、それも大事だと思う。
まだ、20代前半の俺だって、まだやりたい盛りだ。
でも、それを付き合う条件にいれた事はない。
って事は、悠さんと付き合うためには、エッチが上手くないとだめなのか?

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