
ハルカ
第2章 ~始まり~
空港から、40分程で私の実家に着いた。
ひさびさの実家は、やっぱりいい。
私の2つ上の兄も家を出ていて、この一軒家には両親だけが住んでいる。
実家に着いたのは、もう夕方だった。
母が用意していてくれた夕飯を食べる。
が、その前に結婚の報告をしなければ。
弘基『あっ、あの…僕、藤城弘基と言います。悠さんとは、仕事場で知り合いました。交際してまだ10カ月ぐらいですが、真剣に将来を考えて付き合っています。
悠さんと結婚させてください。
お願いします!』
弘基が、座布団から降り、正座で頭を下げる。
感動する場面だが、勢い余って、『ゴンっ』とぶつけた。
その姿に、今までしかめっ面の父も、弘基に酒を勧めた。
許可してくれたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
弘基side
かっ…かっこわるい…
まさか、勢い余って床にデコをぶつけてしまった。
しかし、悠のお父さんから『まっ、弘基君一杯どうだ。』と声をかけられた。
勢いよく顔を上げると、悠が笑っていた。
あぁ~良かった。
お許しがもらえたみたいだ。
安心した。
ひさびさの実家は、やっぱりいい。
私の2つ上の兄も家を出ていて、この一軒家には両親だけが住んでいる。
実家に着いたのは、もう夕方だった。
母が用意していてくれた夕飯を食べる。
が、その前に結婚の報告をしなければ。
弘基『あっ、あの…僕、藤城弘基と言います。悠さんとは、仕事場で知り合いました。交際してまだ10カ月ぐらいですが、真剣に将来を考えて付き合っています。
悠さんと結婚させてください。
お願いします!』
弘基が、座布団から降り、正座で頭を下げる。
感動する場面だが、勢い余って、『ゴンっ』とぶつけた。
その姿に、今までしかめっ面の父も、弘基に酒を勧めた。
許可してくれたのだ。
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弘基side
かっ…かっこわるい…
まさか、勢い余って床にデコをぶつけてしまった。
しかし、悠のお父さんから『まっ、弘基君一杯どうだ。』と声をかけられた。
勢いよく顔を上げると、悠が笑っていた。
あぁ~良かった。
お許しがもらえたみたいだ。
安心した。
