テキストサイズ

ハルカ

第1章 ~プロローグ~

『おはようございます。』
2人揃って、挨拶をしたのは、私達の職場。
弘基は、バーテンダー。
私は、裏方。

この店は、ちょっと変わっている。
なんて言ったって、おかまバーだ。

店長は、あゆみさん。(本名は、政基さん)
実は、弘基のお兄さん。

4つ上の政基さん…じゃなく、あゆみさんは、おかまでも、おねぇなだけで、対象は女の子。
女装が好きな変わった人だ。

影響は、彼らの母親にあるらしい。

弘基の家は、少し裕福な家だった。
とある企業の社長をしてるお父さん(藤城 俊基さん(64歳)に、デザイナーのお母さん(藤城 すみれさん(60歳)。
弘基と政基さんの上には、3人のお姉さんが居る。
1番上の藤城 さくらさん(39歳)
結婚していて、子供が3人。
旦那さん(智明さん(45歳)は、お父さんの会社の副社長だ。
2番目の清水 ゆりさん(37歳)
結婚していて、子供が1人。
旦那さん(祐輔さん(37歳)は、自営業をしていて、美味しいパン屋さん。
3番目の小嶋 あやめさん(33歳)
結婚していて、子供は居ない。
旦那さん(駿介さん(36歳)は、お父さんの会社の課長さん。

皆、そこそこの暮らしを送っているみたい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ