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ハルカ

第4章 ~面影~

am3:00


大翔『悠さん♡明日いいでしょ?』

美沙『政基さん♡明日いいでしょ?』

同じ場で同じような質問をうけた2人。


悠『…明日?』

政基『明日?』


同じ返事の私達。

大翔『ねぇ~どっか出掛けようよ。買い物でもいいし、映画とかドライブとか!!』

美沙『政基さん♡私達もどっか出掛けましょうよ~。』

悠『…』

政基『じゃあ、明日は4人で出掛けようよ。』

そんな返事に私達3人は驚く。
なぜそうなるのだろう。


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政基side


あの発言以来、この2人には手を焼く。

好意はバレバレ。
まだ仕事をちゃんとしているからいいが、悠が困っている。

それもそうだ。

弘基に似てる顔で好意を持たれても、ただ弘基を思い出すだけではないか。

性格までは、似てないだろうと思ったが、似てる気もする。


悠は、今どうしていいかわからないはずだ。



もう、弘基の事は忘れて、前に進むべきだ。


じゃないと、俺も前に進めない。

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