【黒バス】「短編集です。」【腐向け】
第3章 「駄犬万歳」 青峰×黄瀬
「え、なにこれ」
黄瀬は机の上に落ちて来た紙屑を凝視する。
誰が投げたのかと辺りを見回すと、青峰がクスクスと笑っているのが見えた。
「はっはーん…」
何を書いたのかと気になって、その紙屑を広げる。
「…うわ」
お粗末過ぎて顔が引き攣る。
自分はこんな風に思われていたのかと思うと、苦笑いしか出てこなかった。
「はー…」
黄瀬が呆れながら見ていると、端っこに小さく'イケメン'と書いてあった。
何も考えず書いたのだろうけど、黄瀬はこの単語で顔を赤くした。
まわりから見れば怒っている様に見える為、青峰は「やべっ」と教科書で顔を隠した。
黄瀬はノートを1ページ千切って、何かを書き始めた。
---------------
俺ってこんな風に思われてたんスね。笑
いや〜、青峰っちが俺を'イケメン'なんて思ってるんだな!
びっくりっスww
俺は青峰っちのこと、本気で格好良いと思ってるっス!w
-----------
最後に犬の絵を書き添えて、紙飛行機を折った。
その紙飛行機を、青峰の席まで飛ばす。
また青峰の机の上に綺麗に着地し、それに気付いた青峰がニヤリと笑っていた。
「返事だ」
青峰はわくわくしながら、折ってある紙飛行機を広げた。
黄瀬は机の上に落ちて来た紙屑を凝視する。
誰が投げたのかと辺りを見回すと、青峰がクスクスと笑っているのが見えた。
「はっはーん…」
何を書いたのかと気になって、その紙屑を広げる。
「…うわ」
お粗末過ぎて顔が引き攣る。
自分はこんな風に思われていたのかと思うと、苦笑いしか出てこなかった。
「はー…」
黄瀬が呆れながら見ていると、端っこに小さく'イケメン'と書いてあった。
何も考えず書いたのだろうけど、黄瀬はこの単語で顔を赤くした。
まわりから見れば怒っている様に見える為、青峰は「やべっ」と教科書で顔を隠した。
黄瀬はノートを1ページ千切って、何かを書き始めた。
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俺ってこんな風に思われてたんスね。笑
いや〜、青峰っちが俺を'イケメン'なんて思ってるんだな!
びっくりっスww
俺は青峰っちのこと、本気で格好良いと思ってるっス!w
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最後に犬の絵を書き添えて、紙飛行機を折った。
その紙飛行機を、青峰の席まで飛ばす。
また青峰の机の上に綺麗に着地し、それに気付いた青峰がニヤリと笑っていた。
「返事だ」
青峰はわくわくしながら、折ってある紙飛行機を広げた。