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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第3章 「駄犬万歳」 青峰×黄瀬

「うっわ、超マジレス」

開くと案外巫山戯たことは書かれていなかった。


「面白くねぇなあ」

途端に面白くなくなって、青峰はまたあることを思いつく。


「もうちょいおちょくってみるか」


またノートを千切り、何かを書き始める。



「にひひ…これはどんな反応をするか」


そこには、黄瀬を褒めちぎった文章が書いてあった。


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黄瀬、俺はお前のことすっげーイケメンだと思ってる!

モデルとか凄いよな!!

黄瀬マジイケメン、ガングロの俺と比べものになんねぇよっ。

俺、黄瀬のこと大好きだ!

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思いっきりさっきと内容が違っていて、なんだか信用がない。

だが、青峰はアホなのでそんなことは御構い無し。


そのラブレターをくしゃっと丸めて黄瀬の机に投げた。


黄瀬も返事を待っていたようで、待ってましたというように紙を素早く広げた。



その途端、黄瀬の顔がぼわっと赤く染まった。

凄く切なそうな表情と共に、焦りも見える。


「こりゃ面白いぜ」




でも、それを機に返事が全く来なくなった。

黄瀬はただただ下を向いて顔を赤くしている。


「ちょっとやりすぎたかな」

青峰は罰が悪そうに顔を歪めた。

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