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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第5章 「お泊まり」 黄瀬×赤司

僕は必死に股間を押さえる。

じゃないと、元気なモノがぴょこん、と自己主張してしまうから。


このポーズは恥ずかしいけど、見られるのはもっと恥ずかしい。


そう1人で考えながら、廊下を歩く。




「じゃ、赤司っちはここで待ってて」


涼太が僕をリビングのソファに座らせてくれる。


キッチンがすぐ隣だから、涼太との距離は大丈夫。

姿が見えるし。


「じゃ、作るっスわ」

「あぁ、たの、む」


言葉を発するのも少し難しい。


息が上がってしまう。




「ん…」


僕はリモコンへ手を伸ばした。


そして、ソファに体育座りして、テレビを点ける。


脚をぎゅうっと抱き締めると、少しだけ股に刺激が来て気持ち良い。


「ふ…ぁ」


僕はこの行為にハマり、より強く脚を抱き締めた。



頭がとろとろしてきた。


「んっ…!」


声も、少しずつ漏れてきて…。



「赤司っち、オナニーしてもいいけど、イったら駄目っスよ」


料理中の涼太にも指摘されてしまった。


「わ、わかってる…ん、ぁ」



「ふふ、赤司っちは可愛いね。俺に見られててもするんだ」



だって、やめられない…。


じわじわ圧迫されるような感覚が、途轍もなく気持ち良い。


「ぁ…っ」


僕は、更にリモコンを股に擦り付けて気持ち良くなる。


硬いリモコンが、僕のと擦れ合って、さっきよりも強い快感が僕を襲う。

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