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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第5章 「お泊まり」 黄瀬×赤司

「あっあっ…!」


脚がぴくぴくする。

どうしよう、リモコンに発情するなんて恥ずかしい。


「りょ…たっ」


涼太にされたいなぁ…。


でも、涼太は料理中だから構ってくれないかな?


「なに、赤司っち。リモコン気持ち良い?」


「うん…っ」


涼太はちらっと僕の方を見て、微笑む。


「しつこいけど、イっちゃ駄目っスよ?イったら夜してあげないからね」


「う…はい」


ここら辺にしとかないと、止まらなくなりそう。


リモコンでイっちゃったら、夜してくれないなんて。


身体熱い…。



「もう、僕、やめる」


「いいの?リモコン気持ち良いんでしょ?」


…そりゃそうだけど。

僕は、夜のほうが楽しみだもん。



「いいの。それより涼太、料理まだ終わらない?」


「そろそろできるっスよ」


気を紛らわすために、立ち上がり、キッチンに足を運ぶ。


あ…いい匂い。


「グラタン!」


「赤司っち、グラタン好きだったスよね」


「うんっ」


僕の好きな食べ物覚えててくれたんだ。

ちょっと嬉しい。



「もう食べる?」


「うん、食べたいな」


僕が言うと、涼太は机にグラタンを運ぶ。


あ、エプロン着てる。


隠れてて見えなかったけど、格好良いな。


涼太は何着ても格好良いよね、なんたってモデルだもん。


自慢の彼氏…ってやつ。

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