【黒バス】「短編集です。」【腐向け】
第5章 「お泊まり」 黄瀬×赤司
夕飯も済み、僕は熱を燻らせながらもソファーでテレビを見ていた。
涼太は夕飯の後片付けをしてくれている。
僕がテレビを見ていると、番組がCMに変わった。
普段あまりテレビを見ない僕は、CMでも飽きることなくみることができた。
(今日は涼太のそばに居る理由としてテレビを見ている)
「あっ…」
僕はテレビのCMを見て少し驚いた。
黄色の髪がチャームポイントの顔の整った男性モデルが、とあるシャンプーの宣伝をしていた。
半裸で髪の毛を濡らし、今時のキャッチコピーを言う彼は今僕のすぐそばにいる。
ーその男性とは、涼太だったのだ。
「なんということでしょう」
「どうしたの、赤司っち」
某番組の代表的台詞を口から発すれば、涼太から笑いの入った返事が返ってきた。
CMに釘付けになる。
半裸で髪を濡らした涼太の映像が全国放送で流れているんだと思うと、少しゾッとした。
でも、今はそれより、欲情という感情のほうが大きく膨らむ。
「涼太、CMとか出てるんだ」
「あ、俺、映ったスか?シャンプーのCMっスよね」
「うん。…何かえっちなCMだね」
テレビから目を離し、涼太に返事をしていたら、既にそのCMは終わっていた。
「テレビで放送できるんスから、あんまりえっちくないと思うけど…。興奮しちゃった?」
「べ、別に」
…図星だった。
だけど、ここでうんとでも応えれば僕は変態扱いだ。
まあ、そんなことを訊く涼太も変態なんだけど。
涼太は夕飯の後片付けをしてくれている。
僕がテレビを見ていると、番組がCMに変わった。
普段あまりテレビを見ない僕は、CMでも飽きることなくみることができた。
(今日は涼太のそばに居る理由としてテレビを見ている)
「あっ…」
僕はテレビのCMを見て少し驚いた。
黄色の髪がチャームポイントの顔の整った男性モデルが、とあるシャンプーの宣伝をしていた。
半裸で髪の毛を濡らし、今時のキャッチコピーを言う彼は今僕のすぐそばにいる。
ーその男性とは、涼太だったのだ。
「なんということでしょう」
「どうしたの、赤司っち」
某番組の代表的台詞を口から発すれば、涼太から笑いの入った返事が返ってきた。
CMに釘付けになる。
半裸で髪を濡らした涼太の映像が全国放送で流れているんだと思うと、少しゾッとした。
でも、今はそれより、欲情という感情のほうが大きく膨らむ。
「涼太、CMとか出てるんだ」
「あ、俺、映ったスか?シャンプーのCMっスよね」
「うん。…何かえっちなCMだね」
テレビから目を離し、涼太に返事をしていたら、既にそのCMは終わっていた。
「テレビで放送できるんスから、あんまりえっちくないと思うけど…。興奮しちゃった?」
「べ、別に」
…図星だった。
だけど、ここでうんとでも応えれば僕は変態扱いだ。
まあ、そんなことを訊く涼太も変態なんだけど。