【黒バス】「短編集です。」【腐向け】
第5章 「お泊まり」 黄瀬×赤司
「赤司っち、片付け終わったっスよ」
「あぁ、ありがとう」
ふと涼太の声がしたので、振り返るとエプロンを器用に外す姿が見えた。
「お風呂、入ろう?」
涼太は僕の隣に座り、僕の顔を覗き込む。
「沸いてるから、涼太が先に入っていいよ」
「一緒に入ろー?ね、赤司っち」
涼太が僕に抱き付いてくる。
こんな時だけ犬の様に可愛くおねだりする涼太は狡い。
「…うん。変なことしない?」
これは少し気掛かりなので訊いておく。
「しないっスよ。逆に、赤司っちこそ我慢できるんスか?」
…ちょっと心配になってきた。
けど、ここは意地を張る。
「で、できる!」
「へぇ、さっき俺に見られてるのにオナニーしたくせに?」
あの欲望に負けてやってしまった行為はできればもう思い出したくない。
だけど事実だから、あからさまに否定することも出来ず顔を赤らめる。
「それはっ…!」
「はいはい、俺は何もしないっスから。我慢出来なくなったら言って?」
う……。
そんなこと言われたら、求めちゃうのを知ってて涼太は言ってるんだ。
「…っ、うん…」
「いい子いい子」
素直に頷くと、涼太は頭を優しく撫でてくれた。
「あぁ、ありがとう」
ふと涼太の声がしたので、振り返るとエプロンを器用に外す姿が見えた。
「お風呂、入ろう?」
涼太は僕の隣に座り、僕の顔を覗き込む。
「沸いてるから、涼太が先に入っていいよ」
「一緒に入ろー?ね、赤司っち」
涼太が僕に抱き付いてくる。
こんな時だけ犬の様に可愛くおねだりする涼太は狡い。
「…うん。変なことしない?」
これは少し気掛かりなので訊いておく。
「しないっスよ。逆に、赤司っちこそ我慢できるんスか?」
…ちょっと心配になってきた。
けど、ここは意地を張る。
「で、できる!」
「へぇ、さっき俺に見られてるのにオナニーしたくせに?」
あの欲望に負けてやってしまった行為はできればもう思い出したくない。
だけど事実だから、あからさまに否定することも出来ず顔を赤らめる。
「それはっ…!」
「はいはい、俺は何もしないっスから。我慢出来なくなったら言って?」
う……。
そんなこと言われたら、求めちゃうのを知ってて涼太は言ってるんだ。
「…っ、うん…」
「いい子いい子」
素直に頷くと、涼太は頭を優しく撫でてくれた。