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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第6章 「王様ゲーム」 黄瀬×黒子

「さあ、早く引け」


皆黙々とプラスチック製の棒を引いていく。


あ、3番だ。


赤司っちが王様になったら……。


想像するだけで鳥肌が立つ。



「…王様は、誰なのだよ」


そんな中、緑間っちが王様を探す。



「…あ、俺だー」


紫原っちが棒を見て言う。


「紫原君、命令はどうするんですか?」


「どんな命令でもいい。紫原、どうする?」


赤司っちと黒子っちが命令を催促する。


つーかどんな命令でもいいのか。

きっと赤司っちが王様になったら命令半端無く鬼畜なんだろうな。



「じゃ、3番と5番がポッキーゲーム。俺、ポッキー持ってるし」



………キター‼‼


来てしまった。俺は3番だ。


5番だれだよ赤司っちとかだったらまじ死にたい今すぐ死にたいそんなの拷問と変わんねえよ。



「あ、僕5番です」


そんな窮地に立たされた俺に、天使の声が聞こえた。


黒子っち‼黒子っち‼黒子っちいいいいい‼

やば俺今超絶ラッキー。


「俺が3番っス‼」


「んー、黄瀬ちんと黒ちんかー。はい、ポッキー」


紫原っちが黒子っちにポッキーを咥えさせる。


黒子っちがチョコのほうを咥えて、俺の口にポッキーを近付けてきた。


やっべえ、超可愛い。

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