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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第6章 「王様ゲーム」 黄瀬×黒子

毎回同様、棒を取る。

「王様挙手してー」


今度は紫原っちが王様を探る。



俺はふと棒を見た。


そこには、'王様'の文字が。



やっべ、俺王様じゃん。


「はいはーい!俺っス!」


俺は元気良く手を挙げた。



「黄瀬ちんかー」


「命令はなんだにゃ」


赤司っちが紫原っちに抱かれたままの状態で、尚且つ語尾ににゃあを付けて話してくる。


いつ見てもあんた異様だよ、なんてとてもじゃないけど口に出せない。



とりあえず、命令考えないと。


ーちょっと、賭けをしてみるか。


「じゃあ、命令っス。2番が3番の額にキスして!」


これが面白い組み合わせだといいんだけどなあ。


保険でキスする部位は'額'にしておいた。



「…あ、僕、3番です」


「…く、黒子っち?」


…つーことは、黒子っちがキスされるって⁉


なんだよまじ数十秒前の自分を全力で殴りたい。


これであれだ、キスする側が青峰っちだったら俺死ぬわ。



「…おい、2番誰だよ」


青峰っちがきょろきょろと辺りを見回す。

てことは、青峰っちじゃないんだ。


それとそういえば、一向に2番が出てこない。


「もう、誰っスかぁー?」


俺も辺りを見回す。


…すると、明らかにおかしい人物がいた。


顔を赤く染め、もじもじと脚を動かしている。


これが黒子っちであれば……じゃない。



それは、緑間っちだった。


「……もしかして、緑間っちが2番?」


「ち、違うのだよ!そんなわけないだろう‼」


嘘吐いてるな。


俺からしたら超ラッキーボーイなのに、なんでわざわざ隠すのか。

それは、緑間っちがこの中で1番純粋無垢な上に'アホ'であるからである。


「俺1番だよー」

「俺は4番だにゃ」

「俺5番だった」

「僕は3番です」


ほら、皆違う番号の棒を持って見せる。


「…緑間っちは、何番っスか?」


「………っ!…に、ば…ん」


…ですよねー。

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