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官能的大恋愛

第15章 結婚という二文字

仕事が終わり着替えていると、ナガタッチからメール。

『お疲れ様。調子どう?ごめん、風邪うつして。凄く心配なんだけど(ToT)』

やっとエッチ出来る仲になったのに、残念でした。

私は返事を返す。

『お疲れ様。調子悪いよぉ。今日はさすがに、早びきしようかと思ってた』

そして、帰宅するとまたメールがすぐにあり。

『えーっ!?どうしよう俺。今すぐ会って抱きしめたいくらい』

バカだね、コイツ。

風邪ひいてるんだから、会ったら身体が主ほんのナガタッチに、またうつったりしたら大変じゃん。

むしろ私にうつって、よかったくらい。

『またうつったら大変だから、完治するまで、会うのはお預けぇ~(^-^)』

よし、送信~!

それまでの間は、御無沙汰してたNag様のDVD観賞と、途中止まりの小説の続きでも執筆しておこう。

…くぅ~っ…

しかしそれを見ているうちに、何だか悶々としてくる。

以前は彼のDVDを見ても何とも思わなかったんだけど。

彼の身体に触れて、彼の身体が自分のものになった途端、液晶に映るNag様見ると、自分の身体が早いうちから、敏感に反応しちゃうの。

キュッってアソコが締まって、どんどん濡れてきちゃう。

単純にNag様に、強引に抱かれてしまっているかのような気持ちになる。

いかんいかん!

これは参考資料なのだ。

自分の性欲を満たすための、男性諸君の道具の一つではないのだ。

気持ちを切り替えて、頬を叩いてまた見る。

そして自分の思い描いた事がらを、文書にまとめて執筆していく。

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