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素直になろうよ

第4章 やっぱり君が好き

それが合図だったのか。


ちゃんと理解出来たのが、この瞬間だった。






思いっきりプライベートで、この人の部屋で二人っきり。

という、このいたたまれない状況を。




酔いつぶれたのは作戦でもなんでもなくて、こんな状況になってラッキーとか思ってるわけでもなくて。
いや、ちょっとは思ってるけど、でも本当に不可抗力だったんだ。



誰に向かってなのか、自分でもよく分からないが、必死にこの現状を弁解しようとしている。

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