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素直になろうよ

第4章 やっぱり君が好き

「お前はしっかりしてるのか、抜けてるのか、予測できねぇな」


内海は笑いすぎて目尻に涙さえ浮かべながら「シャワー浴びてくるわ」と、バスルームに消えていった。





その間、俺は一言も発することができなかった。



魅せられていた。



動けなかった。




会社での顔とは全く違ったプライベートの内海の表情とか、言葉とか、雰囲気とか、もちろんその素肌にも。
完璧にやられてしまっていた。


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