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妄想しながら素直になろうよ

第2章 コーヒーで妄想

「もっと気持ちよくなって欲しいんですよ」

耳に直接声を響かせる。
全身を緊張させて、首をすくめる仕草が俺の下半身を直撃する。

ズボンからシャツを引き抜きながら、耳に舌を割りいれると、クチャリと湿った音がこぼれた。

「う・・ふっぁ・・」

鳥肌が立ったのか、ぞわりと課長の肌が粟立つ。

シャツのボタンをひとつづつゆっくりと外していく。

「動けないのって興奮しませんか?」

「あっん・・やっ・・みみっ・・ちかぁっい・・って」

「耳?好きなんですか?」

「ふっ・・あっ・・ちがっ・・やだぁっ・・」

粘着音が鼓膜を刺激すると、身をよじって逃げようとするが、コーヒーが大きく揺れて課長はおとなしくなる。


露わになった腹部にそっと指を沿わし、滑らかな肌を堪能した。
くすぐったさが快感に置き換わり、それに耐えようと身体のあらゆる筋肉に力が入っている。

「もぅ・・やめ・・お願い・・」

「あんまり課長が可愛いから、いじめたくなっちゃうんですよ」

そろそろと指を上の方に移動させて、固くしこった突起の回りを撫でた。

瞬間、息を詰める課長の吃音が心地いい。

突起にはあえて直接触れずに、その周りをくすぐるようにくるくるなぞった。

課長の肌は汗をにじませている。

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