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妄想しながら素直になろうよ

第7章 ラッシュで妄想

弾くようにすると、その度に鋭く息を吸い込み、クルクルとこね回すと、断続的に身体が跳ねる。

交互に繰り返しながら、耳に息を吹きかけ、低い声で耳を犯す。


「ああ、あとこんなのはどうですか?」



乳首をつまみ、引っ張るようにしながらこよりを作るように捩ってみた。


「っひん・・っぅ・・むぅ・・ふっぅ・・」


首は激しく左右に振られ、手すりに掴まって身を寄りかからせる。

実は内海はこれが一番弱い。
こうしてやると、いつも胸を突き出すようにしならせて、もっとしてくれとせがむのだ。


「やっぱりこれ好きでしょう?」

「かせ・・ぁ、やめ・・・そ、れ・・やぁ・・・」

神経に直接響くような快感が、電気のように激しく伝う。
感電したかのように、しびれて思考すら止まってしまうのだ。


「っっ!ぅっぁ・・んっっ!」

「こっち、すごい事になってますね。ビンビンですよ」


「やっ・・そ、な・、いぅ・・な・・」


下の方でズボンを押し上げている固い熱に手を伸ばした。布の上からするっとなぞると、必死に口元を手で抑え小さく俯いた。

気持ちいい刺激が上からも下からも内海を包み込む。
立っているのが辛いのか、手すりに縋り付くようにしていた。


「っぅ!っぅん・・ぁぁっ、ふ・・むっん・・」


いつものような決定的な刺激ではないが、電車の中という公共の場での快感は、背徳的なものを匂わせてその刺激を増大する。
こんなところでダメだと思えば思うほど、内海は快感を膨らませて身悶える事になる。



「やっ・・か、せみ・・・こんな・・ぁっ・・」

「前きつそうですよ。出してあげましょうか?」


潤んだ瞳で俺を睨みつけ、首は千切れんばかりに左右に振り、断固反対の意思を示した。

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