無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『怪ロボットが出現した！これより、〔ファイヤー・カイザー〕の出動を容認する！小僧よ、準備は良いか！？』
『えっ！？おっ、Ｏ．Ｋ！』
『よーしっ！〔ファイヤー・カイザー〕発進！』
こうして、タツヤの記念すべきデビュー戦が幕を開けたのであった。
現場に向かう間、タツヤ〔ファイヤー・カイザー〕は少しだけ会話をした。
『それにしても驚いたよ。まさか君が私のパートナーになるとはね。』
『ホントだよ！自分でもびっくりさ。ひょっとして迷惑だった？』
『とんでもない。むしろ大歓迎さ。』
『本当か！？やったー！』
タツヤは〔ファイヤー・カイザー〕の歓迎を心から喜んでいた。
少し沈黙した後、〔ファイヤー・カイザー〕が話を切り出した。
『タツヤ君。』
『何？』
『一つだけ君に言っておきたい事があるんだ。』
『えっ！？』
『君は一人じゃない。どんな事があっても君と私は二人で一つだ。わかったかい？』
『うん！ありがとう！〔ファイヤー・カイザー〕！』